思春期特有の心のゆれに-精神科訪問看護師が「家族以外の相談相手」になるメリット


親から自立したい、でも不安。アンビバレントな心に寄り添う 

 

小学校高学年から高校生にかけての「思春期(児童思春期)」は、体と心が急激に大人へと変化する、嵐のような時期です。親から自立しようとする正常な発達の過程ですが、自分の感情をうまくコントロールできず、エネルギーが内側に向かって思い詰めたり、一番身近な家族へ激しくぶつかったりしてしまうことがあります。

ご本人も苦しい一方で、これまで通りに接しても拒絶されてしまうご家族の戸惑いやご負担は、計り知れないものがあります。

 

このようなすれ違いや、お子様のSOSはありませんか?

 

思春期の心の揺れは、言葉ではなく態度や行動、時には体調不良として現れます。


会話の拒絶

部屋に引きこもり、親が声をかけても無視される、または激しく反発される

孤独感と自傷
「どうせ誰もわかってくれない」と孤独を深め、リストカットやオーバードーズ(薬の過量服薬)などのサインが見られる

激しい感情の波
 気分の浮き沈みが激しく、突然泣き出したり、怒り出したりして家族も対応に困っている
生活の乱れと身体症状
 昼夜逆転、食欲不振(または過食)、原因不明の頭痛や腹痛が続いている

 

 

精神科訪問看護師が「第三者の大人」として関わるメリット

 

家族の中で煮詰まってしまった関係性をほぐすために、医療の専門知識を持った訪問看護師がサポートに入ります。

「親でも先生でもない」斜めの関係 
親(縦の関係)の言うことは聞けず、友達(横の関係)には格好をつけて言えない悩みも、利害関係のない「斜めの関係」の大人になら、ポツリと本音をこぼせることがあります。評価や説教をしない、安心できる秘密の相談相手になります。

感情の安全な「ガス抜き」 
家族に対する不満や、学校でのドロドロとした悩みなど、身近な人にはぶつけにくい感情を吐き出す場所として機能します。心の中に溜まったものを吐き出すことで、極端な行動(自傷など)を予防します。

親子間のクッションと「翻訳者」 
お子様の本音を(ご本人の同意を得た上で)ご家族に分かりやすく翻訳して伝えたり、逆にご家族の愛情をさりげなくお子様に伝えたりと、すれ違う親子の架け橋になります。

専門的な症状観察とケア 
睡眠状態や気分の波、お薬が処方されている場合はその服薬状況などを専門的な視点で確認し、主治医と連携して心身の安全を守ります。

ご家族への接し方アドバイス 
「今はそっとしておきましょう」「この言葉がけは少し控えましょう」など、思春期の心理に基づいた具体的な対応をご提案し、ご家族の精神的な負担や「どうすればいいの?」という迷いを軽減します。

 

ご家族の皆様へ伝えたいこと

 

大切に育ててきたお子様から激しく拒絶されたり、冷たい態度をとられたりするのは、親として身を切られるように辛いものです。「私の育て方が悪かったのか」とご自身を責めてしまうのも無理はありません。
しかし、お子様の反発や殻に閉じこもる姿は、自分の足で立とうともがいている「自立への陣痛」のようなものです。ご家族だけで真正面からすべてを受け止め続けると、お互いに疲れ果て、関係がさらにこじれてしまうこともあります。
そんな時こそ、私たち精神科訪問看護師という「クッション」を挟んでみてください。少し距離を置くことで、初めて見えてくるお子様の本当のSOSがあります。
ご家族とお子様が、適度な距離感で再び穏やかに笑い合える日まで、私たちがしっかりと伴走いたします。

【訪問対応エリア】
品川区・目黒区・大田区・渋谷区全域・港区(お台場エリアを除く)
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監修:訪問看護 MORE CARE 品川 精神科訪問看護師

訪問看護 MORE CARE 品川

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